ワンパク大学とは?
1975年に伊豆七島三宅島の観光施設「人間牧場」で発足した団体です。
当時、都会のもやしっ子という言葉がはやり、テレビのコマーシャルでは「ワンパクでもいい。たくましく育ってほしい」というキャッチフレーズが使われていた時代でした。
四季の自然の中で「新しい発見・大きな感動」を求め、現在は、東京都新宿区に拠点を置き、幼児から大人を対象に、年間を通した自然体験活動の企画運営を行っている都市型の自然学校です。
「大学」と名付けたのは、様々な年代の人が共に学び、共に成長する場という思いが込められています。
ワンパク大学の理念
①ひとづくり
ワンパク大学では、自然体験活動を通じて「新しい発見・大きな感動」を体験し、「生活力」「生きる力」を身につけ、感性豊かで生き生きとした「ひと」を育てます。
子どもたちは、ワンパクな子どもに育つことを目指しています。
ワンパクな子どもとは?
・ 夢を語り、夢を持ち続ける子ども
・ 心も体もたくましい子ども
・ 五感を使い、身近な自然に気づく子ども
・ コミュニケーション能力のある子ども
・ 自分から気づき、考え、行動ができる子ども
・ 一生懸命が好きな子ども
②いのちのつながり
自然体験を通して、地球にあるすべての「いのち」が、よりよく関わることのできるように行動できることを目指しています。
ワンパク大学の特徴
本物体験
直接体験の重視、五感を使った体験
「わかっている」「知っている」という知識ではなく、「見る、聞く、触れる、やってみる」という、自然の中で五感を使った実体験を大切にします。
体験学習法の活用
「やってみる」→「見てみる」→「考えてみる」→「次を考える」という体験学習法のサイクルを大切にし、体験から学びへとつなげます。
活動においては、目的を明確にし、対象年齢に応じた体験学習法を活用します。
参加者自らの体験から気付き、共有し、考え、企画し、新たな行動を起こし、さらなる成長を目指します。
ワンパク大学が目指す3つの
『新しい発見・大きな感動』
1.自分
自分の新しいチカラを発見し感動する
新しいことに挑戦し、出来ないと思った事を最後までやりとげるこで、自分にはこんな力があったんだ!自分にも出来たんだ!と自分に感動します。今まで気づかなかった自分を発見し、自分に自信を持って成長できる体験をします。
2.ひと
ひととのふれあいから感動を得て
ひとりでは生きていないことに気づく
核家族化、少子化、そして地域の交流が少なくなっている今日この頃。ちがう年齢の友だちとのふれあいも少なくなりました。だからこそ、「異年齢集団」での活動から仲間意識、ゆずりあい、協力を学び、“ひと”とのふれあいから感動を得て、ひとは一人で生きているのではないことに気づいていきます。
3.自然
自然の力強さ、美しさ、厳しさ、素晴らしさに感動する
ひとは、地球という自然の中で生活しています。ひとも自然の一部である事を認識し、自然体験活動を通して豊かな感性を育てていきます。
ワンパクのちかい
ワンパクのちかいに基づいた生活指導に力を入れております。
遊びの中にもルールがある事を学び、安全に活動するための知識や、野外で活動するために必要な技術を丁寧に指導します。